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■ | … イベント |
1585年豊臣秀吉の紀州攻めの際に、日高別院の前身である吉原坊舎が焼失したことにより、1595年現在の地で日高別院の建築がはじまりました。その当時は荒地であったと言われていますが、次第に信仰心の深い門徒らが住み始め、商業が発展し、日高地方の要所へと発展しました。また、日高別院では役所や学校の役目も果たしたと言われ、名実ともに日高別院を中心に形成された町と言えるでしょう。 |
商業の発展に伴い、日高川河口を利用した廻船業が大変栄えました。寺内町には、日高地方や有田地方など各地の特産品を取り扱う問屋が軒を並べ、寺内町の中を流れる下川を利用して日高川河口まで商品を運んだといわれています。 廻船業は御坊に富をもたらしただけではなく、廻船で回る各地域の文化や流行を御坊に伝え、この周辺では独自の文化が育まれています。 |
多い祭りの中でも御坊祭は、御坊・日高地方最大のお祭です。昔から「人を見たけりゃ御坊祭」と謳われたほど大勢の見物客を集め続けています。10月1日の幟立て、3日の地固めを経て、4日の宵宮(宵祭)と5日の本祭を迎えます。顔を白く塗り隈取り顔の子供を乗せた四つ太鼓が勇壮に町内を練り歩きます。 四つ太鼓は和歌山県内では日高地方にしか見られない祭り道具の一つであり、廻船業を通して四国から伝わった文化であると考えられております。 |
御坊町民の足として、また貨物の搬送のため、地元有志らが決起しJR御坊駅と市街地を結ぶ御坊臨港鉄道(後の紀州鉄道)が開業したのは昭和6年(1931)のことであります。このあたりは廻船業が盛んであったことから輸送・流通の重要性を知っていた住民が、時代の流れから鉄道に対して熱い期待・希望をいただいていたことが伺えます。その期待どおり、御坊臨港鉄道が町に与えた有形無形の利便は計り知れないものがあります。 当時は美浜町の煙樹が浜まで線路を延長し、観光地として開発する構想が立ちましたが、これは夢に終わりました。現在は営業距離2.7キロの西日本一短い鉄道「紀州鉄道」として親しまれています。 |